これまでPCデータのバックアップ先、メディアサーバーとしてDrobo 5Nを使用していました。 約2年間の使用で故障もなく問題なかったのですが、不注意でNAS上のデータを誤削除してしまいました。 Windows10からの操作で誤ったファイルフォルダーを削除してしまったようです。 Drobo 5Nにはネットワークゴミ箱機能が無いためデータを復旧する事は出来ませんでした。 自分の不注意とはいえ写真データなどここにしかないデータの保存先としてこの仕様は危険だと感じましたので ゴミ箱機能付きのNASへの買換えを検討し、価格とスペックのバランスから本商品を選択しました。 以下はDrobo 5Nとの比較としての感想になります。 ■AS3104Tが勝るところ ・ネットワークゴミ箱機能。※今回の購入動機。 ・ブラウザベースの設定画面。アプリをインストールしなくても使えるのは便利です。 ・HDMI出力。アプリをインストールすることでメディアプレーヤーとしても利用可能。 試しにKODIをインストールしてみました。オプションのリモコンAS-RC10でもある程度操作できますが、 ワイヤレスマウスを接続しての利用が快適の様です。 ・UPS(対応モデル)との連携機能。APCのBR550G-JPとUSB接続すればAS3104Tの設定画面から 停電時の動作などが設定可能でした。 ■Drobo 5Nが勝るところ ・ねじ止め不要、ホットスワップ可能なドライブベイ。 ・データ転送速度。搭載HDDのスペック・台数などに違いがあるので比較しにくいですが、 Windows10 PCから2GB程度のデータを書き込んだ際の体感ではDrobo5Nの方が若干早かったです。 AS3104TではWD Redの3TB HDDx4台でRaid10構成、Drobo 5NではHDDx5台(スペックはバラバラ)で Raid5(相当)構成とした場合での結果です。 ・個別HDDインジケーターランプ。設定画面を開くことなく状態を認識できます。 ・金属筐体。放熱性などで安心感があります。 以上おおむね満足ですが、やはりホットスワップ対応のAS6104Tなどにすべきだったかな、とも思っています。 <2016年4月10日追記> DTCP-IPサーバーアプリsMedio DTCP Moveを試用したので情報追記します。 S